インターネットは配線の必要がない無線lanを使う人が多いことでしょう。電波の届くところであればどこでもインターネットに接続できることや1度に複数人が使用することができること、またごちゃごちゃした配線をすっきりさせることができることなど、メリットが多いからです。しかし、それでも完全にlanケーブルが必要なくなったわけではありません。少なくともプロバイダから提供されるインターネット接続機器と無線ルーターを繋がなければなりませんし、無線lanが不安定になったときなど万一のときにlanケーブルが必要になることもあるからです。

ところで、このlanケーブルにはいくつかの種類があります。たとえばオンラインゲームなどを行う場合などには、高速タイプのlanケーブルがおすすめです。LANケーブルの通信速度にはカテゴリと呼ばれる規格があり、数字が大きくなるほど通信速度は高速になります。現在最も高速なものは「カテゴリ7A」で速度10Gbpsまで対応が可能です。

光回線がせっかく高速であっても、lanケーブルの能力がそれを大きく下回ってしまえば、そのスピードを最大限に引き出すことができません。動画を視聴するなら、通信速度が1Gpbsを超えてくるカテゴリ5e以降のケーブルが良いでしょう。ただ高速になればなるほど価格は高くなります。長さによっても価格は変わりますので、費用と性能のバランスをよく考えてベストなものを選ぶと良いでしょう。