lanケーブルには様々な長所があります。第一の長所ですが、無線接続に比べて設定が楽です。Wi-Fiスポットへ接続する場合は最初に初期設定が要ります。フリースポットの場合だとEメールアドレスを登録したり、施設や企業の会員にならなければいけません。

たとえ無料で使えるといっても初期設定が大変面倒なのが玉に瑕です。lanケーブルであれば文字通りコードを本体のスロットに挿入するだけです。複雑な操作を求められる事はなく、IDやpasswordを打ち込む必要はありません。lanケーブルの第二の長所ですが、通信の品質が極めて安定しています。

最近は自宅や職場でもワイヤレスルーターを利用する方々が増えてきました。無線通信はケーブルから解放される利点があります。しかし一方で肝心の通信の安定性に疑問が残る事が多く、肝心なところで突然ネット接続が切れてしまいます。せっかく長文を書いてSNSや掲示板に投稿しようと思った矢先にWi-Fiが不安定になり、頑張って書いた内容がリセットされてしまった、このような経験は誰もが一度は体験しているはずです。

lanケーブルの欠点ですが、線が短いと部屋の壁から中央に置かれた機器まで届かない事です。1mから2m程度の短い線では流石に不便さを感じますので、家電量販店に行き長めのケーブルを買いましょう。反対に壁際に設置する事が多い据え置き型ゲーム機や大型ワイドテレビやデスクトップPCの場合は、長めのlanケーブルよりも短い製品の方がコードの遊びが減って収納が捗ります。